ABC座ジャニーズ伝説とドリフェス武道館をはしごした話

ブログ書くのすっごい久しぶりだなぁ。140字以上の価値がある感想やレポなんて書けないしなぁと思ってずーっと放置していたブログですが、10月21日にこの2つの現場をはしごできたことは私のオタク人生の中でも得難い経験だったなぁと思うので記録しておきます。

 

どっちの界隈に読まれるかわからないので2つの公演について説明しておくと、

「ABC座 ジャニーズ伝説」はジャニーズグループのA.B.C-Zが座長を務める舞台作品で、1962年から67年まで活動した初代ジャニーズの誕生から解散までを描いた作品です。

ドリフェス武道館は5次元アイドル応援プロジェクト「ドリフェス!」のファイナルステージ「ALL FOR TOMORROW!!!!!!!」のことで、ドリフェス!プロジェクトの集大成にして最後のライブです。

アイドルグループの解散を描いた舞台と、今まさに終了しようとしているアイドルプロジェクトの最後のライブ。今にして思えばえげつない取り合わせだけど、この2作品をはしごしよーと思ったのは食い合わせて感動したかったわけじゃなく、単純に私がA.B.C-Zのファンで、ドリフェス!の作品ファンで、地方に住んでいて、せっかく遠征するなら可能な限り好きなものの現場に入りたい貧乏性のオタクだったというだけです。

 

武道館(20日夜)→日生(21日昼)→武道館(21日夜)というスケジュールでジャニーズ伝説をみたわけですが、ちょっともうありえないくらい泣いてしまった。円盤で何十回もみたジャニーズ伝説がはじめて心の底まで染み入ってきた。ジャニーズが解散を心に決めるシーンから、巨大輝彦(敬称略)のセリフ、W輝彦のデュエット、爽やかに別れる4人、そしてラストシーン。「夢なんかじゃない。現実さ。」「これは解散なんかじゃない。俺たちが新しい道を切り開く。そのためにここで決着をつけるんだ。」「俺たち幸せすぎたのかもな。望んでたことがすべて叶ったんだから」「誰も開けたことのない扉を、君たちが開けたんだ。本当によく頑張った。僕も楽しかったよ。ありがとう。」「みんな、またな!バイバイ!」「君たちの築き上げたものは、そうだなぁ…宝物だよ!」一つ一つのセリフが全部ドリフェスに重なっていく。全くそのつもりがなかったのにメチャクチャ感情移入してしまって涙が止まりません。私、こんなグチャグチャな情緒でこれからドリフェスの最後のライブにいったらどうなっちゃうの~~!?

 

ジャニーズ伝説をみながら、一つ引っかかったセリフがあった。ジャニーズがアメリカから帰国したときの記者会見でむこうでレコーディングしてきたNever My Love のレコードを流すもあしらわれるシーン。しょげる四人をみたジャニーさんが「そんな顔してたら負けだよ!」と言った。あれ?これ、去年みたときは「そんな顔してたらダメだよ!」だった気がするし初日にみたときも「そんな顔してたらダメだよ!」だったと思うんだけど、21日の公演では「そんな顔してたら負けだよ!」といった。突然のセリフ改変と「負け」という言葉の強さにびっくり。

このときの私は気づいてなかったのですが、この改変は伏線でした。ジャニーズ伝説ではなく21日の私の伏線。いや~戸塚くんって本当にミラクルな自担ですね。

 

 正直ジャニーズ伝説に入る前はドリフェスが終わるという実感がなかった。でもプロジェクトが終わる直前ってそんなもんだよな、だってまだ目の前にいるんだもん。終わってみて初めて実感がわいて、時間がたってようやく喪失感がおいついてくる。そういうもんだよな…と思っていたのにジャニーズ伝説をみたあと唐突に終わる実感が湧いてきた。そりゃそうだ、アイドルの解散を目撃するロールプレイングをしたわけだからそりゃそうだ。

そして、50年近くたった今、当時のことをかけがえのない青春時代と語る当事者の晴れやかな表情をみて、終わっていくことに希望を感じずにはいられなかった。

 

というわけで、意図せず気持ちが出来上がった状態でむかった武道館。凄い!前日と客席の熱気がまるで違う!!!!ライブのあとに書かれた感想のブログを読んでいろんな境遇の人がいたんだなぁと知ったけど、たくさんのファンの努力で埋まった満員の武道館は凄かった!!超熱いよ!!!

20日の公演では2次元の7人と3次元の7人がリンクする5次元なライブ演出にアニメから入った私は開始即号泣してたんですが、21日は演出に泣かされることもなく盛り上げたるぞー!という気持ちでみてたのにDearDreamくんがオッシャやるぞと目見合わせてメンバー同士でハイタッチして気合いれたとこでもうだめだった泣いてしまったーーだってこれで最後なんだもん!!あーーーーーDream Greeting本当によかったな今までみた中で一番いいDream Greetingだった。

なんだかんだで20日のほうがライブ中に泣いちゃうことが多かった気がする。21日は全体のセトリや演出が頭に入ってるから冷静に楽しめたというか、ちゃんと客席にフィットできたから客席が一つになって演出を盛り上げられたのが気持ちよかった~。

私はアニメを中心としたドリフェス!の作品ファンで、登場するアイドルたちも大好きだけど客席でエールを送り続けるモブファンのことも大好きだった。アニメ2期8話のファンミーティング回、落雷によってドリフェスシステムがダウンしてライブができなくなってしまったとき、会場のファンが送ったエールによってアイドルたちは光を取り戻してステージに立つことができた。会場の照明が全部落ちて真っ暗闇の中、アイドルたちとファンの思いがこめられたペンライトだけが発光するライブ演出は全24話の中で一番好き!

アイドルに対して一途にひたむきにエールを送る、アニメドリフェス!の中に登場するファン像は私の理想であり目標だった。だから公式から作中で登場するものと同じペンライトを与えられたときは心躍ったし、アニメのファンミ会場と同じような作りになっている武道館で客席が一体となってドリカペンライトを振れたことに感動した。これが5次元だーー!!!!

 

 ドリフェスの楽曲はアイドルソングでありアニメの劇中歌でもあるから意図的にアイドルたちに寄り添って書かれていて、歌詞の一つ一つがアイドルたちの物語にリンクしている。そんな楽曲をドリフェスを体現する生身のアイドルたちに歌われると必然的にエモくなってオタクは死ぬ。本編ラストのシンアイなる夢へ!の強さよ!

最高のCHANCE! 僕らのゆく未来へ
シンアイなる夢を迎えよう
感動にTOUCH! 全ての可能性に
感じてるんだ Dear Dream!

シンアイなる夢へ!の歌詞はアイドルとして未来へむかっていく5人の書かれた歌詞だけど、解散が決まってそれぞれの道をゆこうとする7人に対しても強く共鳴する楽曲だなぁ。本編ラストのシンアイなる夢へ!でびしゃびしゃに泣いてしまってコールすらまともにできない。涙声で絞り出しました。松井洋平先生は神。

 

アンコール。会場全力のイケるっしょコールをうけて2次元のDearDreamとKUROFUNEがステージ上に現れます。なんて粋な演出!最後にいつきに向かって全力で名前を叫べてうれしかった~~!いつきくん大好きだよ!

 

そしてそのあとにでてくる3次元の7人…最後の挨拶です。

プロジェクトについて総合的にまとめた挨拶をする株元くん。普段は大人っぽくて比較的落ち着いた挨拶をするのに相方の涙をみて感情的になっちゃった戸谷くん。自分の中にあるドリフェスに対する情熱を全部ぶちまけて思いを伝えてくれた郁くん。もうほんとここがあかんかった。郁くんも泣いてるし私も泣いてるし武道館がすすり泣いてた。「皆が想ってくれている限りドリフェスは終わらない」といってくれたけど物理的にも終わってほしくなさすぎた…。

そしておたまくん。おたまくんは私にとってパーフェクトなアイドルだった。いつもファンの皆が求めている言葉をくれて歌もダンスも努力していいものをみせてくれてファンのことをいつも気にかけていて…プロ意識の高い正しいアイドルだった。最後まで私にとってパーフェクトアイドルでいてくれたおたまくん。

 きっとね、『ドリフェス!』が始まる前から応援してくれている方、『ドリフェス!』が始まってからだったり、最近出会ってくれた人もいるかもしれない。中には、もうらの音楽から離れてしまった人もいるかもしれません。でも、そのひとりひとりがいたから、らはここまで来られたんだと思うんですよ。今、は胸をって武道館に立っています。だからみんなも、誇りに思っていてほしい。からの願い。

嬉しすぎて息が詰まった。 パーフェクトアイドルのおたまくんに反して、私はダメなファンだった。コンテンツに時間もお金もかけられてなかったから。アプリゲーム自体もともとあんまりやらないタイプでグッズはライブ演出に必要な最低限のものしかいらないしアニメは好きだけどお金はあんまりかけてない、円盤類も購入する義務感なんてなくてほしいものを1枚買うだけ。DCD参入がきっかけでガッツリはまったからそこは多少金つかってたけど、ホームのゲーセンから筐体が消えたあとはあんまりやってない。一番アクセスのいい筐体も、最初の一週間で新弾が切れてそのあと入荷がないなんてこともあって、満足に遊んだ気はしなかった。そんな自分に負い目を感じていて、武道館にいても時間やお金や情熱を注いだファンと自分は違うと思っていた。悔しさこそあれ悲しむ権利は持ってない。ましてや誇りなんてもてるはずがない。おたまくんは、そんな「誇り」という言葉と一番遠いところにいる私みたいなライトファンも全部救い上げてくれた。20日の挨拶では泣いてしまっていたけれど、21日は堂々と晴れやかな表情で立っていて、そんなおたまくんのことが心の底から誇らしかったです。君を好きになれてよかった。

 トミーからはずっとトミーの口から聞きたかった話を聞けて、みぞたくからは私たちが知らなかった裏の顔の話を教えてもらった。この二人のキャラクターに対するアプローチは5次元ならではで、ドリフェスプロジェクトの面白さを改めて実感しました。なんて面白いんだドリフェス!これが終わっちゃうなんて勿体なさすぎる…悲しい…悔しい…

そして最後にセンターのそーま。そーまの言葉は不思議で、なまなましくてまっすぐ人を惹きつける何かがあった。うまく言語化できないんだけど、初めてドリフェスの現場にいったときからそーまの感覚や発した言葉がドリフェスの芯なんだと思っていた。いいことも悪いこともあるけど、それでも一番真に近いのはそーまの言葉だと思ってたから、私はいつもそーまの言葉を心待ちにしていた。

もちろん、最初のほうは応援してくれていて、途中でいなくなった人もいると思います。一緒に作ってくれたスタッフさんの中でも、途中でいなくなった人もいます。でも、途中かららを知って応援してくれる人、支えてくれる人、最初から最後まで応援してくれている人もいて。全部合わせたら、半端じゃないですよ、この数は。今日に見えている数だけじゃない。見えないところにも、たくさんの人たちがいて、たくさんの人たちの想いがあった。 

 この話を聞きながら、ドリフェス関連で出会った人たちのことを走馬灯のように思い出してた。(ここから長くてどうでもいい話)同じ女児ゲームを嗜んでいたツイッターのフォロワーさんがみぞたくのファンでアプリ初期のひどさをネタにしていたのがドリフェスを知ったきっかけだった。アイカツ好きな人たちがドリフェスの話をしていて興味を持ってアニメをみた。キッズアニメが好きな人間にはたまらない面白さがあった。佐々木純哉というアイドルがA.B.C-Z河合郁人さんみたいなパーフェクトアイドルでヤバイからみてほしいと妹に勧めたら私よりドハマリしてアニメをみていただけでは辿り着かなかったであろう5次元の現場に連れていってもらった。某アニソンDJイベントでとあるDJさんがドリフェスのファンで、大人気女性向けアプリゲームの合間合間にドリフェスの楽曲を流してくれた。あ○○タの曲が流れると30人くらいの女オタクが一斉に前方に押し寄せて盛り上がるのにドリフェスの曲がかかると片手で数えられる程度の人数しか残らなかった。でもドリフェスの曲で誰かと盛り上がれることが嬉しかった。最後にドリフェス!プロジェクトの年表が流れて「今私が大好きな作品です。絶対に後悔させません。ドリフェスをみてください。」と言って締めて、檀上にいた数人でドリフェス最高超えてる!といって円陣を組んだ。私は泣いた。あんまりファン同士で交流しようと思わなかったからドリフェス関連ですれ違った人たちってこれくらいなんだけど、みなさんに感謝、感謝しかない。(長くてどうでもいい話おわり)DDと黒船もたくさんの人の想いの果てに今武道館に立ってるけど、私も今まで出会ってきたファンの人たちがいなかったらこの場にきてないだろうなぁ。感極まり感謝。

もうね、ラストライブで走馬灯なんかみちゃったらダメですよ、泣いてしまう。というかMCの間ずっと泣いてるんですよ。7人の言葉が全員違う角度から感情に訴えかけてきて、ここにいるほとんどの人がドリフェスが大好きでたまらないのに、ドリフェスはもう終わるんですよ。プロジェクトは終わるけど皆の中で生き続ける、だから終わらない、終わらせないという気持ちも理屈もよくわかってるつもりで、そういってくれることが嬉しくて有難いんだけど、やっぱり明るい気持ちで泣けはしなかった。私の周りに泣いていないオタクがいない…そんな状況でそーまがいった。

今泣いている人、いっぱいいるでしょ。いいですよ、もう全部、出しちゃってください。でも、、何も悲しくないと思うんですよ! だって、俺らスタートしたときには考えられなかったステージがあるし、メンバーとも、そして数えきれない人たちと出会ってきたし。最初から考えたら、何も減るものはない。むしろ、増えたものばっかり!すごいですよ。

「え?」って思った。「え?ほんとだ!?」って、目から鱗ってこういうことなんだろうなって思った。それまでしんみりした走馬灯だったのに、急に色が変わった。悲しい色をしていた思い出に華やかな色がついた。あれは世界が変わる瞬間だった気がする。凄い!楽しかったり面白かったり、いっぱい笑って気持ちのいい涙を流した思い出がぶわーっと流れてきた。

ドリフェスからもらったものって人それぞれ違うと思うけど、私にとってドリフェスはアイドルの教科書だった。ドリフェスをみると、自分の好きなアイドルの姿も重なって「アイドルってすごい!アイドルって面白い!アイドルが大好き!」という気持ちがどんどん補強されていった。そして何より「ファンってすごい!」と思わされる。ドリフェスは私のドルヲタとしての芯だった。

私は、アイドルを好きになるたびにドリフェスを見直すと思う。ファンとして壁にぶつかるたび、私の教科書であるドリフェスをみると思う。そしてアイドルの強さと美しさを信じ直して、推しや自担への愛を深くするんだと思う。いや、ほんと、生まれてきてよかったーー!!!ドリフェスを好きになれてよかったー!!!!もうほんとバカみたいなんだけど、私は笑っていた。さっきまで滝のように泣いていたのにそーまのこの言葉を聞いて笑顔になっていた。本当にバカみたいだけど、私はこの瞬間確実に救われていた。

らだけじゃ、『ドリフェス!』はできません。今まで出会ってくれたみんなで、の『ドリフェス!』を作り上げて、このファイナルステージまで勝ち抜けました。みんな、これは勝ちです!嬉しいですよ。みんなで称え合いましょう!ありがとうございました!!すげぇなぁ、『ドリフェス!』。いやぁ、誇らしい!!本当に、ありがとうございました!」

そーまの挨拶はずっと笑顔だった。笑顔というか、清々しくさわやかで堂々としてて、誇りに満ち溢れている表情だった。私はそーまのこの表情をみてジャニーズ伝説で戸塚くんがぶちこんだ「そんな顔してたら負けだよ!」という言葉を思い出していた。

記者会見でアメリカでやってきたことをマスコミに取り合ってもらえなかったジャニーズはしょげた顔をしていた。一方で、プロデューサーであるジャニーさんは、状況を受け止めながらも橋本くんの演じるあおいさんの生歌披露をドヤ顔で聞いていて。ジャニーさんは自分が作ってきたジャニーズに、誇りと自信をもっていたんだろうな。だからマスコミに相手にされなかったくらいで落ち込んでいるジャニーズの面々が不思議で、叱咤したのかなぁと思う。ユーたちの価値はこんなことで決められはしないよ!自分で自分の価値を信じないと、自分たちのやってきたことに誇りも持たないと負けだよ!そういうことだったのかなぁ、とぼんやり思った。

もしアイドル…というか人間の人生に勝ち負けがあるとすれば、最期の瞬間にあのシーンのジャニーさんや、解散時の初代ジャニーズや、最後のそーまのような表情ができるかどうかが決め手なんだと思った。武道館に立ったから勝ちなんじゃないよ。自分たちのやってきたことに誇りを持てたから勝ちなんだと思う。だからあの瞬間ドリフェスを誇りに思えて、そんなドリフェスを愛した自分に誇りを持てたファンの皆さんは絶対に勝ちです。勝たせてくれてありがとう!ドリフェス!

 

ダブルアンコール。武道館にいる全員で「ALL FOR SMILE!」を歌い、最後に「イケるっしょ!」と叫んで、7人はいってしまった。客電がついてアナウンスが流れる中、客席に流れるBGMに合わせてファンが「ALL FOR SMILE!」を合唱する。終わってほしくないから歌ってるんじゃない。ありがとうって言い足りないから歌うしかなかった。会場のスタッフさん、迷惑かけてごめんなさい。ありがとうありがとうありがとうドリフェス!私に誇りをくれてありがとうドリフェス!

 

そうして幕を閉じたドリフェスファイナルステージ。翌日には2次元のキャラクターのツイッターも終了し、プロジェクトは完全に幕を閉じた…と思いきやまだ続きがあって、ファンがツイッターで「♯イケるっしょ!」というタグでドリフェスに対する感謝を発信した。この動きに全然気づかないまま寝てたから、朝起きてびっくり!トレンド1位がドリフェスなんだもん!そのあともトレンド1位は長時間続いて、夕方のニュース番組に結構しっかり取り上げられていた。ドリフェスのファンすげえ…。最終話のCパートが熱すぎる…。ファンとアイドルが競いあうドリフェスにふさわしいラストでした…マジですげえとしかいいようがない……。

 

こっからちょっと話変わるけど、私今回のジャニーズ伝説で戸塚くんのソロ場面にドハマリしてしまってたんですね。ジャニーズ伝説に入ってない方に説明すると、この公演の2幕は全編ショーになっていて、ジャニーズ全26グループの名曲メドレーをやっていました。その中で各メンバーにソロ場面が与えられていて、戸塚くんの選曲はSMAPの「Fly」。私はジャニーズはA.B.C-Zのファンしかやっていないので、あんまりジャニーズ楽曲に詳しくなくて初日にこの場面をみたときも曲はわからなかった。ただただ、格好いい。ハードボイルドな戸塚祥太が格好いい。死ぬ。全神経が戸塚くんに向かって完璧に集中してる。戸塚くんのパフォーマンス以外の情報がすべてシャットアウトされて息もできない。気持ちいい。見終わったあと堪えきれずため息がでた。

一緒にご観劇させて頂いたフォロワーのお友達が「絶対にFlyのMVみたほうがいいヤバイから」と言っていたのを聞いて帰り際にアマゾンですぐClip!SMAP!を買った。みた。ヤバかった。FlyのMVは映画のシーンを切り取ったようになった映像作品で20分くらいあるんですけど、ちょっとシュールなお耽美ハードボイルドな世界観で、なによりSMAPが美しすぎてヤバイ。私はアイドルとしてのSMAPの姿をあんまり知らなかったので衝撃を受けた。あわててこの年のコンサート「LIVE BIRDMAN」とFlyがセトリに入っている翌年の「LIVE Smap」のDVDを購入した。ヤバイ。FlyもヤバイけどまずSMAPがヤバイ。ヤバイ以外の語彙を失った獣になった。まず顔がいい、曲がいい、歌唱に華がある、コンサート演出がオシャレで洗練されてる、そして顔がいい、とにかく顔がいい。ヤバイ。Clip!SMAP!とLIVE円盤のSMAPは今まで全然知らなかった魅力にあふれていた。コンサートでアイドルやってるSMAPはヤバイという知識はあったんだけど、こんなにヤバさに打ちのめされるつもりはなかった…。

 

ヤバイヤバイヤバイ!SMAPのコンサートがみたい!そう思ったとき、SMAPはもう解散していた。SMAPの新しいコンサートは現時点でみれない。でも、現在解散してて今のSMAPをみることがなくても、私はSMAPと出会うことができた。戸塚くんが最高のパフォーマンスで楽曲を伝えてくれたから。音楽や映像が作品として残っていたから。

今の時代、ソフトが流通している作品は、たぶんこの先も未来永劫失われることはないと思う。

だからドリフェスプロジェクトが終わってしまっても、いつかどこかでドリフェスに出会うことができる。いつでもどこでもドリフェスを振り返ることができる。この先何年、何百年先もドリフェスの良さは誰かに伝わっていくと思う。A.B.C-Zがジャニーズの伝説を伝え続けるように、どこかに語り手がいる限り出会いは繋がっていく。だから、ドリフェスは終わらない。ドリフェスは永遠!

 

Forever drefes!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

 

はい締めた~~~~!ここからCMのコーナーです!!!!!!!!!!!!!!!

 

ドリフェスのアニメはバンダイチャンネル神で絶賛配信中!1話に関しては無料でみることができるのでみなさんお時間のあるときに見てください。今更の説明だけどアニメの声は3次元のアイドルたちがつけてるので結構破壊力があります。久々に1話をみたらメチャ下手くそで最高に愛しくなった!大丈夫!そのうち慣れるからとりあえず見てください!!

ドリフェスはシーズンが2つに分かれてて、ジャニーズでいうと1期がジュニア時代で2期がデビュー後の物語です。「アイドルとしてデビューできたからってアイドルになれるわけじゃない」という問題提起から始まる2期、あらゆるアイドルのファンにとって心打たれる物語だと思うので、ぜひみてください。あと1期の1話と比べると声優としての技術が格段に上がっていて、成長を見守るというファンの醍醐味を味わうこともできるぞ!

3次元の彼らについては、同じくバンダイチャンネルで配信中のトーク番組などとにかくコンテンツが豊富すぎて何を勧めればいいのかわからないんだけど、アイドルはやっぱりコンサートでしょ!みるんだったら1stツアーの円盤かなぁ…。ランティスは神なので紹介動画が10分もあります。太っ腹すぎる。一生ついていきたい。気になったら円盤買ってフルでみてねー! 

 A.B.C-ZとDearDreamは五つの星がモチーフになっているところが共通していてコンセプトもちょっと似てるとこがあると思うな。あーえび担にアニメ2期をみてほしい!

 

ジャニーズ伝説2018は、残念ながら今年の映像が流通することはなさそうなんだけど、2017年版が大天使ポニーキャニオン様から発売されているので気になった方は是非みてください!2018年版がショートカットバージョンなら2017年版はフルバージョンです!えび担じゃないのなら個人的には正直こっちのほうがオススメ!

この記事では本編の一部の場面についてしか書いてないけど、とにかくA.B.C-Zはショーが楽しい!2017年版にもジャニーズメドレーはあって、散々踊りまくった末に5メートルくらいあるでかい箱がでてきてその中にいれられたA.B.C-Zがぐるんぐるん回されたりしてて意味がわからない。拷問か?毎年主演舞台で処刑されてるのはジャニーズ広しといえどA.B.C-Zだけ!!ちなみに処刑のあとにTAKAHIROさんが振付したハードなダンスをしっかり躍っており、控えめにいって人間超えてる。

 

あとLIVE BIRDMANがメッチャメチャメチャいいので戸塚君のFlyに打ちのめされた人は是非みてーーー!!!amazonとかで買えるからーー!!!あとLIVE BIRDMANとLIVE Smap以外にFlyが入ってるコンサートがあれば教えてください!あとLIVE BIRDMANが大好きな人におススメのコンサートがあれば教えてください!

 

~検索するのが面倒な人用のアマゾンリンク~

    

 

 

CM終わり!あーーーー生まれてきてよかったーーーーーー!!